Postiniの迷惑メールフィルタを管理する方法

Google Appsを使って昔に戻れないほど便利になったのですが、
これはなんとかならなイカ?ということも解決していく必要があります。

取引先のメールなのに迷惑メールとみなされてしまう

うちはPostiniを使っていて、Postiniから1日1回、迷惑メールの通知を受けてそれを確認していました。
社内で、「迷惑メールフィルタを解除して欲しい」という話があり、「Google Appsのメールサーバーが自動的に弾いてしまうメールをPostiniのメールサーバーがとどめて閲覧できるようにしてくれる役割があるので、解除したら迷惑メール通知すらなく届かなくなってしまうのでは」ということを言いながら設定できないか確認しました。
そしたら、Postiniは柔軟に設定できるようでした。なぜ今まで気づかなかったんだと思ってます。

Postiniの迷惑フィルターを設定

Postiniの管理コンソールに入ると、右上に「設定」リンクがあり、ここで設定が行えます。

・迷惑メールフィルターのオン、オフ切替(デフォルトはオン)
ドメイン単位で承認
・メールアドレス単位で承認
・フィルタの強度を「甘い、普通、厳しい(低)、厳しい(中)、厳しい(高)」の5段階で変更。(デフォルトは普通)
などがあります。
ウイルスメールフィルターの設定もここにあり、exeファイルを含んだ添付メールが受け取れなくて困ってる場合、ここで設定できると思ったのですが、なぜか設定状態の確認だけで、変更はできませんでした。


ひとまず、これで「ひょっとしたらPostiniにひっかかってるんじゃないか」と心配したり「titterの通知メールは毎回アドレス違うので、何回承認しても迷惑メールに送られ続ける」ということがなくなりそうです。

Google Appsに切り替える前は、メールサーバのディスク容量がマックスにならないか心配で定期的にみたり、迷惑メールが大量にきたり、過去のメール確認するときに見つけるまで時間がかかってしょうがなかったり、という状態だったので、便利になった代償でしょうがないと思っていたのですが、不便なところがどんどんなくなりそうです。

Google Appsに移行するとき苦労したこと

あと、Google Appsに移行するとき、
1.ドメイン設定変更が大変
2.Googleのメールサーバーがダウンしたら何も対処できなくなるので心配
ということがあったんですが、
1は、Bindの代替になるDNS制御プログラムを開発、
2は、Googleのメールサーバーがダウンしたときだけ、レガシなーバックアップメールサーバーが受け取ってくれる*1というメールサーバーを構築したりしています。

*1:さらにGoogleのメールサーバが復旧したら、バックアップメールサーバーからメールを復元してくれる