古いAndroidのWebViewサポート終了と、Chrome版WebViewの使用方法
Google、古いAndroidのサポート終了か 9億台で脆弱性放置の恐れ
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1501/13/news113.html
これから打ち切るのではなく既に打ち切ったというのと、まだ4.4以降が40%以下の普及率だと、いくらなんでも早過ぎのような気がします。
アプリ開発時にアプリ内にブラウザ機能を持たせる場合は通常WebViewを使いますが、4.4からはChrome実装のWebViewですが、4.3までは旧ブラウザ実装のWebViewが使われます。4.3まではアプリ内ブラウザで脆弱性が対応されない状態のものを使うことになる、ということだと思います。
せめて4.0〜4.3のAPIでChrome版WebViewを使う方法を公式でサポートして、4.4のようにChrome版WebViewを使えるようにしていればいいんですけどね。
以下は、Android4.0〜4.3でChrome実装のWebViewを使う方法です。JavaScriptの処理速度が旧ブラウザからChromeになるので、パフォーマンスの向上にもなるかと。
Android標準のWebViewの代わりにChromeViewを使ってみた
http://kadoppe.com/archives/2014/01/android-webview-chromeview.html
旧バージョンのサポートは、MS>>>Google=Appleのイメージだったんですが、MS>>>Apple>Googleになりそうです。このイメージを避けるためにも、サポートした方がいいと思うんですけどね。
アップルは、新バージョンのiOSでたらバージョンアップしないほうが面倒にしてるのでまだいいけど、Androidはそうじゃないからなぁ。それとも、これを皮切りにiOSみたいに最新バージョンを徹底していくスタンスの宣言なんですかね。さすがに大きい脆弱性は対応する気がしてるけど、どうなるか気になります。