WEBシステム開発のいきつくところ

会社によっては開発リソースのスキルシートが欲しいというところがあるのですが、ちょっとまとめていたら、もう100システム以上開発してました。多いと見るか少ないと見るかはあると思うんですが、、少なくとも携帯とPCのウェブ周りについては1通りのシステムを経験してるといっても良いような気がしています。開発費100億円規模の百貨店基幹システムのフレームワーク周りや、月商2億以上のコマースサイトのセキュリティを見直したリニューアルや、各種携帯キャンペーンサイト、金融管理システム、C言語で超高速(MySQLの10倍)のデータベース作成、HTTPDサーバ開発、セキュリティ対策、ゲーム開発、検索エンジン、メルマガ、ログ解析、広告配信管理、帳票作成、位置連動、決済サーバ、求人サイト、RIA、etc・・・。
最近は、ハード周りやIP電話などを使ったシステム、センサーなどを研究してます。

いきつくところは、知識と経験を集約したフルマネージドのCMSになるような気がしてます。システム知識がなくてもシンプル操作でオーソドックスな機能が使えて、上級者用の設定ではデザイン変更や細かいところまでできて、APIを介して独自システムや既存DBとも連携できる。
もともとシステム構築を上から下まで、多言語、多環境、多業種をひたすら経験してるのも、ニーズや構築されているものや使われ方が様々なものを知っておきたいというところがあります。

個人的には、なるべく低レイヤーの開発がやりたいんですが、OS開発という話があったものの常駐が条件だったりして、低レイヤーの開発は基本的に常駐が基本だったりします。機器がないといけなかったり技術情報が大事だったりするので当然といえば当然ですが。
実際、うちで開発するものは、要件に合わせてスクラッチから開発することが多いです。要件で始めからXOOPSベースでやると決まっていれば普通にカスタマイズしますが、予算が低くて結局やらなかったりすることもあります。

時間と予算さえあればなんでも作れるような気もするんですが、もう2巡くらいしてる気がして、時間と予算を効率的に使うことは身につけられた気もするので、意欲的で先進的なものを作っていきたいです。

短期的視野では、

  • iPhoneアプリを安定供給
  • ウェブシステムと電話を繋げる開発を強くする(IP電話周りの開発はかなりおもしろいし、今までの知識を存分に活かせる)
  • ネットワーク保守の仕事を増やす
  • SaaSを増やす
  • Flexを使った開発を多くする

などがありますが、

中期的な展望では、電力危機とクラウドコンピューティング時代を見据えて考えたときのネットワーク機器の見直しを含めてCMSの開発を進めたいと思ってます。
単独での開発では相当フェーズを小刻みかつ遠回りしないと資金回収しながら進めないかもしれないので、目的と利害が一致して1千万円以上の初期費用がだせるところがあると集中して開発できてすごくいいなぁと思ってます。