Atom使ってハードウェアを製造できる町工場的な会社探し中
最近できることやアイデアが増えてきたけど、ハードウェアが見つからない。
Linuxが入る低価格、省電力、小スペースの安定サーバがあれば、ソフトウェアでかなりいろんなことができる。
今のサーバは電力を食い過ぎ、大きすぎ。高すぎ。
50W以下でそこそこのスペックで２４時間３６５日稼働できるサーバが非常に欲しいが全く見つからない。見つかってもディスクがつけられなかったり在庫がなかったり、スペックが低すぎたり制限が多い。
で、現時点で下記をまとめたものを作れないのか、作れる町工場的なハードウェア屋と組めないかと考えてる。
１. ファンレス省電力小型サーバ
→LinuxのCentOS/RHELが入ればOK。ディスクはあまり使わない。
価格 ：原価はできるだけ安く
電力 ：10Wくらい
CPU ：Intel Atom（省電力。1.1GHzで20ドル〜らしい。平均電力0.2W！！）
ディスク ：NAND型フラッシュメモリ(2Gくらいあればいい)。2.5インチ、3.5インチディスクに対応できるといい。
メモリ ：汎用メモリ
OS ：空（後からLinux(CentOs)を入れる）
LANポート：２ポート
箱 ：ノートPCの半分くらい。重ねられるのがベスト。隙間がないと熱が問題になるので、こたつみたいな足があって、重ねても通気性があるのがいいかと。小さいほど良い。デザインはできればシンプルで高級感があるのがいい。
USBポート：数個あればいい。１個でもいい。
CDドライブ：全く不要
ビデオメモリ：テキストでインストールできる最低レベルでいい
マザーボード：詳しくないのでわからない。上記が動くもの。安定性重視。
バッテリー：もし搭載できればUPSとして使えて便利だけど、サーバで搭載した例は聞かない。搭載するとまずいことがあるんだろうか。
電源 ：差し込み口はサーバの３本タイプ。別に通常のでもいい。ファミコンや携帯みたいに先端が大きいのは×。
ディスプレイ：不要
Atomが革命的すぎる。はじめ信じられなかった。電力が今までのサーバの数100分の１程度しか必要ないのに、速度が半分くらいでる。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0402/intel2.htm
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0804/02/news047.html
ひとまず、上記のがあれば非常に良い。
箱さえあれば、あとはパーツを組み立てればいい気もする。
以下はおまけみたいなもの。
２．超小型、数千円程度の位置情報発信装置
これは、部品の価格を知りたい。安くできないと意味がない。
GPS＋電池式＋超小型(ものに張り付けて使う)。
通信手段は、やっぱりWi-Fiでインターネット以外ないんだろうか。（携帯で位置情報発信しつづけるやつはインターネットじゃない気がするが、なんなのか気になる。衛星通信？）
なくなったときにだいたいどのあたりにわかる、というもの。
３．電力測定タップ
１つ１つのコンセントで使っている電力を取得して、サーバに送信する電源タップ。を作りたい。作ってほしい。
タップに優先LANポートをつけて、ネットワーク上のサーバに送信。
６個くらいのタップに優先LANポートをくっつけるイメージ。本当は、ありもののタップにコンセントを差すと、他のコンセントの消費電力が調べられるのが理想だけど、理論的に無理だと思う、というか知識がなくてわからない。
サーバへの送信処理さえできれば、あとは得意な世界なので、電力をDBに記録してグラフ出力して、オフィスのブラウザから確認できるようにします。
データセンターやってる人に需要があるんですが、価格さえ安くできれば、一般家庭やオフィスでも省エネ意識のある人に使ってもらえると思います。
一般人に広めるのは壁があるので、電力を大量に使う＋機器毎の電力測定したいところ、つぎにオフィス、でいいですが。
販売に意欲的で売上シェアで組めると理想的なんですが。もしくは既に低価格なものがあれば良い。
デモはがんばれば作れないことないと思うんですが、安定版をサクっと生産できるのが大事。プログラムもそうですが、安定したものと安定したものを、安全にくっつけられればOK。理屈で安全さがわかれば安心。実用的であれば、技術は高度だったり先進的でなくても知識と経験からシンプルな方法をとれれば良いと思ってます。
100W以下のサーバがみつからないのにショック受けたので結構本気で考えてます。
