情報ピックアップ

アップルの30年ロードマップ

http://satoshi.blogs.com/life/2009/12/apple-roadmap.html

彼に言わせると、今のAppleのビジネス戦略は、倒産寸前だった97年当時に作った「30年ロードマップ」に書かれた通りのシナリオを描いているという。
ひとくちで言えば、「映像・画像・音楽・書籍・ゲームなどのあらゆるコンテンツがデジタル化され、同時に通信コストが急激に下がる中、その手のコンテンツを制作・流通・消費するシーンで使われるデバイスやツールは、従来のアナログなものとは全く異なるソフトウェア技術を駆使したデジタルなものになる。アップルはそこに必要なIP・ソフトウェア・デバイス・サービス・ソリューションを提供するデジタル時代の覇者となる」である。
ある時点でAppleが書籍・雑誌のデジタル配信ビジネスに本気で出て来ることがほぼ確実なこと。ちまたでは、Appleタブレット PCを出すかどうかが毎年の様に話題になるが、このロードマップを考えれば、Appleタブレット型のパソコンを「タブレットPC」として出すとは考えられない。そうではなくて、「デジタルで配信された書籍・雑誌を読むのに最適なデバイスは何か?」と考え、それに最適なデバイスをハードもソフトもサービスも含めて設計し、コンテンツ流通の仕組みと一緒に提供するのがAppleである。
なんとも皮肉なのは、このロードマップが、出井さんの時代にソニーが掲げていたビジョンと酷似している点。
Appleが苦しんでいる時期に、冗談まじりに「ソニーは今のうちにAppleを買収すべき」と言って来た私だが、まさかここまでAppleがコンシューマ・エレクトロニクスの市場に進出するとは正直言って想像もしていなかった。97年の時点でそこまでのロードマップが書けており、かつそれをこれだけ長い間ブレずに着実に実行して来ているという点が、まさに今のAppleの戦略の強さの源流だと思う今日この頃である。

新型Google Phoneの登場で携帯電話が無料になる?

http://labaq.com/archives/51303752.html

今週になってGoogleの自社ブランドである携帯電話の噂が出回っています。
重要なのがGoogleVoIPサービス── Google Voiceが使えるかもしれないということ。

GoogleDNS事業に参入。その意味はこうだ

http://jp.techcrunch.com/archives/20091203google-dns-opendns/

同サービスと直接競合するのが、OpenDNS
Google Public DNSプロダクトマネージャーのPrem Ramaswamiと話をした。彼の目標は、DNSのレスポンスのスピード、セキュリティー、正確さだという。
スピードがすべて。Premがこのページを教えてくれた。スピード改善の詳しい技術的解説が書かれていて ― これをコミュニティーに公開している。

Some thoughts on Google DNS

OpenDNSからGoogleの新サービスに対する反応
http://blog.opendns.com/2009/12/03/opendns-google-dns/

This comes as no surprise as it was only a matter of time before one of the Internet giants realized the strategic importance of DNS.
First, it’s not the same as OpenDNS.
When you use Google DNS, you are getting the experience they prescribe.
When you use OpenDNS, you get the Dashboard controls to manage your experience
Second, not because it’s free but because it’s the best and we add value to DNS and improve the security of their networks.
So how will this impact us?
We will continue to do that without distraction from Google or any of the other players in the DNS or security space. But we welcome Google to the neighborhood.

OpenDNS

http://www.opendns.com/start/
Basic:Free、Deluxe:$9.95/年、Enterprise:$2,000/年の3種類。

グーグルは電気を作り、コカコーラはメディアを作る。

http://blog.livedoor.jp/tabbata/archives/50751766.html

数十万台のサーバーを運用するグーグルにとって、信頼性の高い電力を、出来るだけ安価に確保することは、文字通り生命線である。「グーグルが発電所を作った」と聞いたときに、私は、グーグル経営陣の、自社の事業に必要不可欠な経営資源を、出来るだけ他人に頼らずに、自分たちのコントロール出来る範囲に置きたい、という固い決意を読み取った。